知多半島の羽豆岬/渥美半島の伊良湖岬

おーのくんのGoogleストリートビュー撮影の守備範囲は知多半島だけど、タイトルの通り、愛知県の半島2つの先端に興味が出てしまい、管轄外の場所の撮影をしてきました。
知多半島のさきっぽは南知多町にある「羽豆岬」ですが、渥美半島のさきっぽは田原市にある「伊良湖岬」になります。
今日は、愛知県の2つの半島のサキッポ、知多半島の羽豆岬と渥美半島の伊良湖岬のGoogleストリートビューの映像について。

まずは知多半島・南知多町の羽豆岬について

知多半島の最南端になるのが知多郡南知多町の師崎(もろざき)です。
篠島・日間賀島や、三重県・渥美半島へ渡航できる師崎港(フェリーターミナル)があります。
海の向こうに篠島・日間賀島を見ることができますが、渥美半島も確認できます。
観光スポットは、羽豆神社、師崎展望台、羽豆崎城跡などがあります。
美味しいものもたくさんあります。

久しく羽豆岬に行ってないから、ちょっとGoogleストリートビューで見てみようっと・・。
あれ??さきっぽまでストリートビューカーが移動してないじゃん!!

 

 

 

羽豆神社横の道路もだけど、フェリーターミナルの駐車場にある鳥居のところも封鎖されてるわね。
ストリートビューカーが走行できなかったみたいね。

 

 

 

じゃあ、すっごく大変だけど撮影しようっか。
羽豆岬だから、観光に訪れる人がいるだろうし、知多半島のさきっぽってどうなってるんだろう?って探す人がいるだろうし。

 

 

 

Googleストリートビュー撮影されていなかった件

羽豆岬、伊良湖岬とも、Googleストリートビューカーが走行できる場所じゃなかったので、Googleによる撮影がされていませんでした。
南知多の篠島・日間賀島は「トレッカーによる撮影」がされていたので、てっきり撮影済みかと思っていました。ストリートビュートレッカーは、Googleストリートビューカーの上に乗っている重装備なカメラを人が運ぶヤツで、20キロ以上あるそうです。
いつしか借りたいなぁと思っています。
(写真はGoogleストリートビューより)

撮影開始~

ということで、Googleストリートビューカーが走ってないところを確認して、THETA棒を持って撮影!Googleマップへアップロードしました。
おーのくんが20分位かけてゆっくり歩き、THETAのインターバル撮影という機能を使って撮影した羽豆岬周辺です。
Googleストリートビューが撮影されていなかった海岸線と、羽豆岬で歩いていける部分まで撮影しました。


Googleストリートビューの印「ブルーライン」とは?

Googleマップにある右下の黄色い人形「ペグマン」を押すと、マップにブルーのラインがたくさん表示されます。これがGoogleストリートビューカーが走った軌跡で、たくさんのパノラマ写真が埋め込まれた部分です。
私達が通常、店舗などのパノラマ写真を撮影した場合は、下の画像の黄色矢印のように、水色の点がたくさん配置されます(ここは、羽豆神社の鳥居入り口から、通路を撮影しました)。ここはブルーラインにはなりませんでした。地図上では通路ではないこと、険しい道だったので撮影間隔が10メートル近く離れていたためだと考えています。
撮影間隔を狭めて(5メートル以内)、道路に当たる部分を撮影すると「ブルーライン」ができる場合があります。
知多半島先端の羽豆岬は、見事!ブルーラインになりました。赤い矢印の羽豆神社入り口から、緑色の矢印「羽豆岬」を通り、青い矢印ピンク色の矢印をずっと歩いて撮影しました。
2017年11月現在も、この通路は車両では走行できません。
羽豆岬くらいは、一番レフを持ってキレイなパノラマ写真を撮りたかったのですが、この枚数を撮影するには、軽く1日はかかります。また、写真を合成してパノラマ写真にするだけでも2~3日ほどかかるので辞めました。
お手軽に撮影できるTHETAや、ちょっとお手軽なスマホのカメラでは、撮影枚数・品質ともGoogleストリートビューカーの上に乗っかってるカメラには到底敵いません。
何百枚もの画像を処理する余裕はないので、THETAでガマンしました。

次は渥美半島の伊良湖岬から

田原市の伊良湖岬(いらごみさき)訪問は10年ぶりくらいかもしれません。
クルマを駐車できる場所とお土産屋さんのところで、一般車両は走行できません。
クルマをそこに置いて、さらに600メートル歩くと、伊良湖岬になります。
季節柄か、10年前に来た時より、ちょっと淋しくなった感じがしました・・。1月ころには菜の花の畑があって大変綺麗なので、再訪問したいと思います。
どうしてここに行ったかというと。

あれれ?
伊良湖岬って愛知県では有名だから、Googleストリートビューのもう一つの撮影方法の「Google Trekker」が来てるかと思ったら、知多半島と同様、撮影されてないわね・・・。

 

 

じゃあ、(羽豆岬を撮ったことだし・・・)こっちもいくか~
(正直、かなり面倒くさいと思ってる)
てか、今更だけど渥美半島って「田原市」なんだね。渥美町だと思ってた。
田原市のサイトにあるけど2005年に渥美町が田原市に合弁してるんだね。

 

 

 

すごい強風+坂道+距離で大変な撮影

撮影した日は晴天でキレイな青空でしたが、実はすごい強風と寒さ。おまけに意外とある高低差。
カメラを一脚で立てるとわかるのですが、強風になると棒がすごくフラフラするんです。で、撮影しづらいのなんの。
地図で確認したところ、駐車場から伊良湖岬まで500メートルくらいだと思ったので「簡単簡単!!」と思ったんですが、意外と遠い!
伊良湖岬先端だけ、強風と寒さに耐えながらTHETAを使わず、スマホだけでパノラマ写真を撮影をしました。


撮影したパノラマ写真の掲載場所として選んだマップの場所は「伊良湖岬」としました。
実際撮影したのは灯台の目の前になります。

こっちも(少しだけ・・・)ブルーライン

未撮影部分が羽豆岬より多く、高低差があるのと強風と寒さで大変だったのに、結局1,500メートル近く歩いて撮影したことになります。寒い上にTHETA棒が風でフラフラしていたこと、歩く間隔が広かったせいだと思いますが、ブルーライン化されなかったところも多々ありました、残念。
黄色矢印の駐車場から撮影を開始して、赤色の車道を歩き、緑色部分(伊勢湾海上交通センター)まで撮影、最後に青色の伊良湖岬、伊良湖岬灯台を撮影し、ピンク色の歩道を歩いて駐車場に戻りました。
伊良湖岬の高台にある「伊勢湾海上交通センター」です。写真だと全くわかりませんが、ひじょーに強風で大変な場所です。

本来の観光名所と思われる「恋路ヶ浜」や「四つ葉のクローバー発祥の地」を撮影すれば良いものを、この撮影で完全に体力を使い果たしました。
観光名所はパノラマ写真がたくさん撮影されていたので「誰かに撮ってもらってるからいいや!」と思ってやめました。

伊良湖岬のパノラマ写真掲載は、なぜか撮影第1号でした(人気ないのかな?と思った)。
灯台ですら、わずか数カットだけでした。
関東や関西都心(名古屋は確かに少ない)ですと信じられないところまで多くの人に撮影されているのに、パノラマ写真の認知度の低さなんでしょうか・・・。
使う人は多いけど、撮影する人は少ないですからね・・・。
画像の閲覧数も大したことないんだろうと思いつつ、確認したところ。
まだ掲載してから10日も経ってないのに、画像のビュー(閲覧した数を見ることができます)が7,000回を超えていました。
都心部の駅並みのカウントです。
この景色を見て、観光に訪れてくれる人が増えることを願っています。
でも、くれぐれも強風のときは散策やめときましょう。