パノラマ写真(360度写真)をビジネスに

一眼レフを使った、高品質な撮影を決心してから1週間後、撮影トレーニングを受けたおーのくんは、何とかパノラマ写真を撮影する技術を身につけました。

 

 

 

ところで、身につけた一眼レフの撮影と写真って、どう扱ったらいいのかなぁ?
勉強してわかったんだけど、勝手に部屋の中を撮れないし。
全部一眼レフで撮るわけにも行かないし、撮影活動の資金や時間にも程度問題があるし・・・。

 

 

店舗の写真は、ストリートビュー撮影として有償で撮ろう。
地元に限定して、営業活動してみよう。

 

 

 

ということで、店舗撮影については有償で行うことになったのです。

ストリートビューとインドアビュー

Googleマップで見ることができるGoogleストリートビューは、2016年当時は「ストリートビュー」と「インドアビュー」に分かれていました。インドアビューは、マップ上でオレンジ色の点になっていて「中を見る」という区分です。(2017年は「ストリートビュー」で統一されました)

撮影したパノラマ写真は、Googleアカウントとストリートビューアプリがあれば、撮影した場所にある名前(リスティング)へ自由に掲載できます。

店内や施設内の撮影と掲載は、広告効果もあるので、Googleは撮影と掲載作業を「業務委託」の形で推奨しています。

委託を行うためには、Googleアカウントでアップ・承認を受けた画像が50枚を超えると、ストリートビューアプリのアカウント設定で「委託業務をする」のスイッチをONにすることができるようになります、これをONすることで、撮影委託ができます。

下記はストリートビューアプリにある「委託をしてもよい」スイッチで、当社もスイッチを迷わずONしました。

しばらくすると、Googleストリートビューの紹介サイトにある「依頼する」ページに、Googleアカウントの名前と登録名表示され、ストリートビューの撮影委託を行う準備が整います。
当社もここに掲載されています。

 

室内映像のための一眼レフ撮影までの長い道のり

撮影の勉強のために東京に行った後、THETAでせっせと撮影を行って請負可能のスイッチを入れてから名前が掲載されるまでに2週間、購入した撮影用の機材が届くまでに1ヶ月以上かかり、結局ビジネスとしての室内撮影を始めたのは、THETAで撮り始めてから1ヶ月以上が経過した、12月末からでした。

THETAの撮影とくらべて、一眼レフを使った撮影とパノラマ写真の作成は、荷物もたくさんになりますし、スティッチと呼ばれる写真を結合する作業が必要で、結構面倒です。

現在は、広告のための店舗内撮影と「おお、ここキレイだなぁ・・・」と思った場所を、一眼レフを用いた撮影を行っています。

一眼レフを用いた撮影は、適切なカメラ+魚眼レンズの選定から始まって、パノラマヘッドというカメラをぐるぐる回す治具、雲台というカメラを地面に水平にしたり、回転させるための治具、パノラマ写真撮影に最適な三脚(通常の写真とはことなるタイプの三脚が、パノラマ写真に適しています)、スティッチを行うためのソフトウェア、写真の明るさやコントラストを補正するための画像処理ソフトウェアが必要になります。

機材の購入で一番厄介だったのは、パノラマヘッドという装置で、カメラと三脚を絶妙な角度で固定しつつ、パノラマ写真を撮影するためにカメラを一定の角度で回転させることができるモノの購入です。

結局あちこち探しましたが、国内で全く購入できず、イギリスの通販サイトで購入しました。

14日ほどで届くと書いてあったのに、実際は40日もかかりました。

荷物追跡を見ていて気づいたことがあり、イギリスのクロネコヤマトに相当するらしい「Parcel Force」は結構問題児らしく(ググればいくらでも出てきます)、配達事情は日本と比較にならないくらい悪いらしいです。一通り読んだら、国内の宅配便がいかに優秀で信頼がおけるか実感しました。
とあるサイトに書かれていたこと(Parcel Forceは荷物引き取り人が留守だと、発送人へ荷物を送り返す。つまり、日本に来た荷物がイギリスへ帰ることもあるの??)が恐怖になり、荷物がいつ届くのか日々監視する事態に。

結論:海外でパノラマヘッドを購入するときは、手に入れるまでに1ヶ月以上かかると思っていてください。または、国内で入手できるものを買いましょう。
最近はパノラマヘッドもいろいろ出回っています。カメラ、魚眼レンズの組み合わせによる設定が難しいですが、仕組みを理解すれば確実に答えにたどり着けます。

一眼レフを使った撮影とパノラマ写真の作成方法

撮影とスティッチの一連の流れを説明しているYouTubeはたくさんありますが(ただし英語ばかりですけど・・・)、チュートリアルはこれがオススメです。

パノラマ写真に興味を持ってから、キレイな撮影ができるまでには多くの問題があり、解決をしなければなりませんでした。余計は機器を買ってしまったり、買った機材よりもっといいものがあって、かなり遠回りをしてしまいました。

スティッチの作業は海外のソフトウェア(PTGui)を使っています。最初はチンプンカンプンで、結局自力で「そこそこキレイな映像にする」という当たり前の目的地にたどり着くまでに、実に1年近くかかっています。

興味ある人は連絡ください

ご興味がある方がいらっしゃったら、ビジネスでも趣味でも結構です。
撮影の機材の選択から撮影方法について教えます。ぜひご連絡ください。自力なら1年、聞けば1週間で撮影できます。

下記はスティッチを行うアプリケーション「PTGui」の操作の流れです。やはり英語ですが、一通り覚えた後に見ると、よくまとめられていると思いました。

知多半島の景色を一緒にアップロードする方がいらっしゃるのでしたら、私どもも助かります。

THETAでももちろん「室内パノラマ写真」撮れます

室内外とわず、THETAでもまずまずのパノラマ写真が撮れます。撮影する、掲載する作業を一通り覚えるためにも、THETAもオススメです。