いろいろな場所を撮りながら 2016年11月20日頃

おーのくんは、すっかり「THETA」に惚れ込んでしまい、クルマを適当に走らせながら、手当たり次第に「おっ!ここがいいや!」って手当たり次第に撮影をしていました。
たくさんの場所を撮れればいい、そんなことしか考えていませんでした。

 

 

当時の撮影方法について

今思うと恥ずかしい限りですが、THETAの撮影は、設定は電源を入れた直後の「どノーマル」のままで、撮影したパノラマ写真に一切の加工も行わず、掲載していました。
また、探査する場所もひじょーに適当で(これが後の苦労を呼ぶ)、1箇所につき1~2枚撮っていました。

そのため初期の掲載の写真はどことなく暗くて、ぐるりと地面を見ると、一脚が写ってるし、おーのくんが写っちゃってる写真がたくさんあるんです。

この頃は、撮影のことばかりに気を取られてしまい、Gogoleストリートビューの仕組みもしっかり読まなかったので、ストリートビューの売りになってる「パノラマ写真を繋いで、歩くように写真が切り替わる」ことが私達にもできるなんて・・知らなかったんです。

掲載できる映像の種類

これも後で知ったことですが、Googleマップに掲載できるのは、通常写真とパノラマ写真の2種類(注:2017年8月以降は、短編動画も掲載できるようになり、3種類の映像になりました)掲載できます。
Googleマップで検索したときに最初に皆様の目に触れるのは通常写真、パノラマ写真は地図に表示されたサムネイル(小さいボタン)を押すときに初めて表示されます。

この機能は、誰もが知るわけではなくて、Googleマップユーザで、パノラマ写真が掲載されていることを知っている人で、サムネイルを押すとパノラマ写真が起動することを知っている・・というひじょーに確率の低い条件のときだけです。

なので。ふつーの写真を撮ってきた方が、実は閲覧件数は多くなる(つまり、役に立つ)可能性が高いことを当時は知りませんでした。
当時、パノラマ写真に浮かれていた私たちは、そんなことどうでもよかったみたいで、知多半島で全く掲載されていなかった「パノラマ写真だけ」をビシバシ撮影することだけに専念していたんですね。

 

パノラマ写真を撮ることと掲載できること、パノラマ写真撮影と掲載が楽しくて、日々撮影と掲載を成長なく2週間ほど、行っていました。

そして転機が来た


トーコ、またまたGoogleマップから面白いものを見つけました。
ねえねえ、すごくキレイなパノラマ写真があるんだけど。お店の中まで見えるし!!!
なにこれ?

 

 

Googleストリートビューの説明サイトにもあるけど、認定フォトグラファーが店舗の中を撮るときは、THETAじゃなくて一眼レフで撮るみたいね。

 

 

 

おーのくん:へぇ~、魚眼レンズやパノラマヘッドという聞いたこと無い機材も要るんだね。
THETAより面倒くさそうだな・・・。でも、メチャクチャキレイな写真だね(ワクワク)。
撮影って、僕らでもできるんだろうか?

 

いま撮影して、パノラマ写真を掲載しているアカウントで、50枚の写真をGoogleが認定すれば、認定フォトグラファーになれるみたいだね。
うーん、魚眼レンズ持ってないし、しばらくTHETAで撮影して、認定を受けなきゃね。
結構調べてみたんだけど、撮影方法は本やネットでは調べられないね。

 

じゃあ、トーコが景色のパノラマ写真を撮っている間に、おーのくんは一眼レフで撮影する方法を学校に勉強に出かけない?
ちょうど、一眼レフで撮影するパノラマ写真のセミナーが東京でやってるよ!
機材はかなり高いから、勉強してから考えよう~。

 

 

こうして、おーのくん、THETAで3週間ほど撮影をした後「一眼レフでパノラマ写真を撮る」という道を選んでしまったのです。