愛知県常滑市の観光施設「とこなめトイレパーク」について

常滑市の観光名所の一つ「INAXライブミュージアム」施設内にあります、トイレパークを紹介します。
INAXライブミュージアムには、たくさんの施設があり、休日は遠路からの観光客で賑わっています。

INAXライブミュージアムとは

INAXライブミュージアムは常滑市の観光施設の一つでです。広い敷地内に「土・どろんこ館」「陶楽工房」「建築陶器のはじまり館」「トンネル窯」「ライブミュージアム」「世界のタイル博物館」、レストラン(モダンで静か。オススメですよ)があります。
光る泥だんごを作る教室や、タイル博物館があります。現在はLIXILグループ(旧INAX)が運営する観光施設で、大変オススメの場所です。WEBサイトはこちらからです。
週末には駐車場がほぼ一杯になるほど混雑するくらい人気のスポットです。
INAXライブミュージアムの紹介はあちこちでされているので、割愛します。

ふと見つけた「トイレパーク」

旧常滑高校とINAXライブミュージアムの間に位置する場所で、なんだか非現実的な建築物が目に止まりました。
オーノくんは常滑市育ちなので、このあたりの景色の変化は記憶があります。
裏覚えですが、常滑高校がまだあった時(現在は旧常滑北高校と統合され、常滑市金山の常滑高校になりました)、この造形物がすでにあった記憶があります。地元で仕事をしていた1990年頃だったので、今は2018年。28年以上前の建築になるはず。

調べてみたところ

とこなめトイレパークの建築は1988年でした。オーノくんの記憶とほぼ合致していました。
この建築は象設計集団さんによる作品でした。当時の写真も掲載されています。
散策して驚いたのは、30年近い年月が経過していたにも関わらず、老朽化が全くないこと、古臭さがないこと、光の入り方が良いからか、ここだけテーマパークか異世界のような雰囲気です。

あまりにキレイだったのでリスティングしました

オーノくんはGoogleマップのメンテナンスを公のシステムとして、むやみな修正などをせず、公共性に有益かつ支障のないよう配慮したメンテナンスに努めています。
INAXライブミュージアムの施設内なので、ここへ新しいリスティングを追加するのは少し躊躇しましたが、すでに30年経過した建築物であるにも関わらず、あまりにキレイなので、リスティングすることにしました。
きちんとその場でリスティング申請を行ったので、あっという間にマークが追加されました。

是非見学を

メーカーの方の清掃・手入れもあると思いますが、掃除も行き届いており、室内もキレイな上に、木と施設のコントラストが大変美しいです。撮影したのは13時ころですが、パノラマ写真のようなほんわかした景色になります。

オーノくん、実は若かりし頃にこの近辺で仕事をしていたので、感慨深いものがありました。
トイレパークはINAXライブミュージアム敷地内の一番南側の外れにありますが、是非ここまで足を運び、散策をオススメします。

思わず笑っちゃったのが

これもデザインの一環でしょうか、トイレのあちこちに手作りのタイル、絵が埋め込まれています。
ネコのタイルと、男女トイレの区別をするパネルがめちゃくちゃ可愛いので撮ってしまいました。
最近、Googleの施設情報で「男女共用トイレがあるか?」という情報がありますが、ここも「女性用」「男性用」に加え「男女共用」というトイレが「みんな」というマーク付きで設置されています。
共用トイレは身障者向け、子供の連れ添いのためのトイレという意味ですが、30年前から共用トイレがあったんだなぁと思い、先見性に敬意を感じます。